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親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要 団体参拝旅行・番外編

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光明寺が所在する石狩市の高岡地区は明治18年に山口県岩国市から20戸が移住入植し開村とされています。今回の旅行に参加された方の中にも、祖先が岩国出身なので広島まで行くのであれば是非足を延ばして祖先が暮らしていた地へ行きたい希望があり、2名の方が本体を離れ祖先が信仰していたお寺である正徳寺様へ参拝を兼ねて尋ねられました。ここではその時に行かれた際の記録を紹介します。

正徳寺様の鐘楼堂

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内陣 御本尊の阿弥陀如来像PXL_20230331_060822786

お寺を守っておられる寺本さん。前住職の娘さん。快く迎えて下さったとのことです。

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現在はお寺としての活動はなされていないとのことです。残念ながら訪問された方の祖先の手掛かりらしいものは見つからなかったようですが、祖先が生活されていた地をご自身の眼で見ることができただけでも尋ねた甲斐はあったのではないでしょうか。それにしても山口県から舟で開墾の地を求めて来道されたようですがどれほどのご苦労であったでしょう。そして北の地に到着した後にも私たちには想像できないほどのご苦労が待っていたことと偲ばれます。因みに光明寺が高岡の地に根差したのは明治25年に前身の高岡説教所が開基とされています。