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中央馬頭観音講 追悼法要

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毎年決まった7月7日に中央馬頭観音講の追悼法要を行いました。夕方とはいえ、7月とは思えない冗談でなく本当に寒い日でした。(写真は昨年のです。昨年はうだるような暑さでした)昔は鬱蒼とした雑木林だった当所へ開拓に入り耕作地にする為一本一本木を切り倒し、その木を運ぶのに馬の力を借り、ようやく畑が出来ると耕すのにも馬の力を借り、当時の農作業は馬がいないことは考えられない時代だったでしょう。その馬が伝染病と思われる病気で多数が死んだと聞きました。又、力尽き命尽きた馬もいたことでしょう。高岡地区には3か所の馬頭観音の碑が建立され講員によって護持されています。しかし、講員も年々高齢化が進むと同時に農耕馬の恩恵を知らない機械化の世代に移り、追悼碑の維持や法要の実施にご苦労が増えゆく中、今月15日午後5時からは五万坪地区馬頭講で同20日午後2時からは地藏沢地区の馬頭講がそれぞれ追悼法要が営まれます。現代農業も苦労が尽きないこととは思いますが、それでも先人の苦労があったからこそ今の私たちの苦労もあるが、幸せもあることと思います。馬頭講にお参りする度、継続の有難さと難しさを感じます。