6月30日、薄曇りの中、今年は小樽、余市方面へ行ってきました。朝8:30にお寺を出発し一路小樽へ、途中本願寺小樽別院を車窓から眺めながら正行寺様へ参拝しました。お寺は小樽市長橋という地区の、バスが登れないかと思うほどの急坂にあります。光明寺の報恩講仲間のお寺で、ご住職は岩本さんといい光明寺の御門徒の岩本家のご親戚にあたります。僧侶になる前は企業勤務を経て『劇団四季』の劇団員として演じていた異色のお寺さんです。お坊さんにも色々います。当日はお参りの後、一般家庭出身の岩本師が僧侶を目指す過程から現在の住職としての活動、今後の展望までをお話しいただき、同じく劇団員だった坊守様とのデュエットをご披露、過去に出演されたテレビ番組のビデオを見て過ごしました。昼から子供さんのサッカーの予定の忙しいところ、本当に有り難うございました。
正行寺様を後にし、余市の中井観光農園でサクランボ狩りへ。今年は天候不順で一度は農園よりオープンが遅れるかも、と連絡がありましたが、なんと、前日の29日に営業開始したそうで、ありがたいことにたわわに実るサクランボに皆さんに喜ばれたようです。住職は初めてのサクランボ畑での粒の輝きにとても驚かされました。(住職は果物アレルギーがあり、サクランボもダメです)それにしても低温の予報とは裏腹に気温が上がってきました。
続いては同じく余市の鶴亀温泉で昼食と入浴です。この日のメニューは海鮮丼です。入浴とセットとは思えないほど豊富な魚介が色とりどり(ご飯はちょっと少な目)。ご飯の後は元気に風呂へ入る人や一杯飲んで横になる人、ひたすらお喋りに夢中の人と思い思いに過ごして戴きました。
今回の旅の最後は、小樽築港地区にある新南樽市場に立ち寄りました。小樽市民の台所として活気ある市場ですが 、さすがに夕方ともなると鮮魚はほぼ売り切れており少々寂しい光景でした。でも、市場の何とも言えないにおいや雰囲気っていいものですね。かつてうちの親戚が営んでいた青果店が入居した麻生の山田市場を思い出します。
皆さん無事に午後6時前に光明寺へ到着しました。一番若い参加者は小学3年生、一番年長は誰でしょう?今まで毎年のように参加してくれた方が高齢化で足腰が弱り参加できなくなる一方で、5名程初めてご参加のお陰で今年は全28名の大所帯で、住職が発注したバスが小型で全員乗れず、急遽お寺の車を出しそちらに4名乗車してもらい、2台での移動となりました。バス料金の精算が済みバスを見送る際、運転手さんから「来年もよろしくお願いします。ただ、人数は間違えないように」と注文されました。
このたびご参加いただきました皆様、有り難うございました。
また、来年もよろしくお願いします。これから来年の行程を考えます。