光明寺納骨堂内に永代合葬墓『合掌廟』を開設します
昨今、主に後継者不足などの理由によりご先祖のお骨の維持に不安を持つ方が増え、そのような相談を受ける機会が増えています。その不安を解消し皆様が心安らかにご先祖を偲ぶ環境づくりも、仏教寺院として大きな役割ではないかと存じます。
この度開設の『合掌廟(がっしょうびょう)』とは、一定期間を個別区画で骨壺の状態でお預かりした後、光明寺納骨堂内の合同墓に合葬(他の方のお骨と合同)し、お寺が続く限り永代にお骨をお預かりする御廟(墓)です。
例えば…後継者不足や体力の問題などで先祖の御遺骨を継承し護持することが難しい。事情により仏壇を維持できない。冬期間などお墓に納骨するまでお寺で預かってほしい。等々、様々なご要望があろうかと存じます。気になる方は一度ご相談下さい。
光明寺合掌廟 施設概要
(管理規約ではありません)
1. この合掌廟は、最終的には合葬を目的とし、原則として光明寺門信徒を利用対象とした施設ですが、特段の理由が認められる場合は当寺門信徒と有縁者の利用も可能です。その場合、信仰中の宗派の別は問いませんが、浄土真宗本願寺派の法要儀礼に則ります。又、既に所属寺院がある方は所属寺院の了承を要する場合があります。
2. 今回、個別区画は全21区画を用意しました。1区画に1体分の骨壺がご安置出来ます。各個別区画に収蔵されたお骨は施錠により厳重に管理し、要望により法名・俗名・ご命日を法名札に記入し区画ごとに配置します。
3. 原則として個別区画の安置期間は収蔵日から1年間としますが、ご希望により延長も可能です。契約時に決定した期日に納骨堂内の合同墓に合葬します。その際は法要を行いますので、ご遺族は是非同席下さい。
4. 合掌廟の利用冥加金は次の通りです。
1年間の個別区画の安置と合葬までの冥加金 焼骨一体につき100,000円
個別区画利用の安置延長冥加金 一か年10,000円
個別区画を利用しない合葬 焼骨一体につき100,000円
遺骨の一時保管 一か年10,000円
・いずれの場合も納骨堂管理費は不要です。
・生前申請も可能です。
・個別区画へ納骨後、合葬までの間は使用名義人の希望により御遺骨は返還致しますが、その場合でも納入頂いた冥加金はお返し出来ません。又、合葬した後は出骨出来ません。生前申請の場合においても冥加金はお返し出来ません。
5. 当寺納骨堂は開放期間以外、防犯上の理由で施錠していますが、お参りの際は解錠しますのでお気軽にお越し下さい。仏花、お供物はお供え出来ますが、お参りの後はお持ち帰り頂きますようご協力をお願いします。お供物は仏様からのお下がりですので皆様で戴きましょう。毎年、8月のお盆と10月の報恩講には納骨堂の総追悼法要を行っています。その都度ご案内を申し上げますので皆様もお参り下さい。
6. 現在、墓地に御遺骨が埋葬されている場合は、出骨を行う業者についてのご相談を承ります。
7. この永代合葬と永代経は異なります。
8. 合掌廟は平成30年9月19日より運営を開始します。
毎年のお盆と、10月の報恩講には僧侶と御信徒が追悼法要を行っています。皆様には是非この機会にご利用ご検討下さいますよう御案内を申し上げます。随時ご覧戴けますのでご連絡をお願い致します他、ご不明な点がございましたらお気軽に下記までご連絡をお願い致します。