皆さんご存知ないと思いますが、実は住職は時折りカートに乗って遊んでおります。車はヤマハの25年落ちのいわばクラシックカーですが。家庭を持ってからはなかなか行くことも少なくなり車庫の中で寝かせていましたが、2人の息子が興味が芽生える年頃になり「乗りたい!」とのたまうものですから、お寺から車で15分ほどの所に厚田の嶺泊という地があり(望来の少し北)そこに札幌のカートショップが運営しているサーキットがあり、住職がいつもお参りで乗っている軽のワゴンにカートを積みいつもそこへ行きます。
←次男→
←作務衣で乗車の住職
でも、カートというのは走り出すまでがなかなか面倒で、
カートを車の荷台に積む(斜めにしながら・力仕事)→他工具やヘルメットやガソリンタンク等々一式を積む→現地についたらカートを降ろす(当たり前ですが)→タイヤに空気を入れる(毎回エアを抜かないとタイヤのバランスが崩れる)→ガソリンとオイルを混ぜて混合を作る→タンクに入れてタイヤを回しキャブレターへガソリンを呼び込む→スパークプラグセット…とここまで整ったらいざ走り出すのに押し掛けをしなければならないのです。最近のカートはセルモーターが搭載されていてつまみをひねればエンジン始動するのですが、私の所有車はなんせクラシックカーなのでセルなんて気の利いたものはついていなくて必死に押してエンジンを始動させます。涼しい時であればよい運動ですが、暑い時は地獄の苦しみです。次の写真がコース上でスピンし押し掛けの最中です。
下は昨年の長男の走りです。
走りを楽しんだ後は、タイヤの空気を抜く→ガソリンも全部抜きプラグも抜く(抜いてばかり)→ガソリンを垂らしたら石灰をまく→車に諸々積んで家に帰る→車に積んだカートを今度は車庫に全部降ろす。積んだり降ろしたり手間がかかりますが、楽しい遊びです。エンジンは空冷2ストロークの100ccで結構爆発的な加速もあり、何キロ出ているかスピードメーターがついてないので分かりませんが、直線では7~80kmくらい出ているのかもしれません。低い視線からの体感では100kmほどに感じられるかもしれません。冬のクローズ前にもう何度か行ければと…
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